wooriの韓国生活 blog

韓国で生活する30代主婦のブログ。韓国人の旦那とわが子のつれづれ日記。韓国の育児を助けるお役立ち情報など発信してます。

最近の道徳の授業はどう変わったんだろうか・・・

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小学生のころ、

嫌いな科目に「道徳」と書いて先生に怒られた。

道徳心がない」と。

 

私としては、

当たり前のことを、

まじめな顔して発表しあう時間が嫌いだったわけで、

道徳心の問題ではなかった、と、今も思っている。

 

問題があるとすれば、

そんな当たり前のことを書いた教科書が問題だと思ってきた。

 

道徳とマナーって違うよね?

 今の学生たちの道徳の教科書はどうなっているのだろう

と、最近考える。

 

『電車の中で大音量で音楽を聴いている人がいた。』

『電車内で電話をしている人が・・・道徳の授業を受けてないのか?』

みたいなツイートを見た。

 

それって、道徳じゃなくて、マナーの問題じゃないのかな・・・?

 

迷惑な人がいた時にどう対応するか、

それが道徳なんだと、私は考えていたんだけど、

違うんだろうか?

 

 

未だに道徳の授業は当たり前のことをまじめぶって言わせるだけのものでしかないのかな・・・

もしくは単に「他人に迷惑をかけちゃだめだ」と教えるものなんだろうか・・

 

グローバルな時代だよ

グローバル、グローバルと言われて何年も経つ。

海外に行かない人のほうが珍しい。

数時間で違う国に行ける。

そこでは日本の常識は通用しない。

マナーもモラルも怪しく思える時が多々おこる。

 

何もしなくても、「イエロー」と差別され、蔑視の目を向けられることもある。

 

数百円で性が買える国もいまだにある。

 

逆も然り。

日本国内においては東南アジア系の人を差別的に見たりする人も多い。

 

外国人労働者を劣悪な環境で雇っていたり、だましたり・・・。

 

日本の国だけに通用する常識にあてはめ

そこからはみ出ていたら、「これだから外国人は・・・」と、見下げる。 

 

「外国人観光客のマナーが悪い」

 

と、差別的な目で見るように促すTV番組なんかもある。 

 

 

嫌韓、嫌中国問題

 道徳を考える中で日本と切り離せない切り離せない嫌韓、嫌中国問題。

最近は政府の変な政策のせいで悪化ばかりしている。

 

この問題を小学校の道徳で扱ったときに

子どもたちはどういった反応を示すのだろうか。

 

親の影響で嫌韓、嫌中国の子どもも当然いると思う。

 

それならそれで、

有意義な話合いになっていたはず。

 

子どもたちが出した意見をどう取りまとめるのかは

先生の力量次第だし、教育委員会がかかわってくるのかもしれない。

 

それでも、国としてどんなふうに考えるのか

個人個人はどうとらえるのかを一度真剣に考える必要があったと思う。

 

そうすることで

子どもたちも政治に関心をもつんじゃなかろうか。

 

 部落の問題をまだ取り上げてるの!? 

 実家の成人式が夏から冬に変わった。

参加者のほぼ全員が色とりどりの振袖を着ていた。

 

私の時代は夏にTシャツでの参加だった。

そもそも、なぜ、 夏に成人式をしていたのか

 理由を聞いて驚愕した 

 

「部落に人たちに配慮し、高額な振袖を着なくてもいいようにするため」

 

何時代だ!?

 

そんな声も多々あり、再び冬に成人式を行うようになったらしい。

これは何年も前の話じゃない。

2020年の成人式の時の話。

 

私が小学生の時に「部落」なるものが道徳の時間にでてきて、

なんて古いものを教えるんだと思った。

 

それが未だに残っていたなんて驚きだ。

 

もっと今の時代

私の知らないだけで 多くの教科書は変わっていると願いたい。

インターネット、SNS上のモラルも大事だけどね。

 

島国だからと揶揄されるようにはなってほしくない。

 

大人でも難しい問題を

純粋な時期に一度考えることは極めて重要なことだと思う。

 

大人になるといろんなしがらみが身について

必要のない思いがまっとうな判断の邪魔をしてしまうこともある。 

 

 大人が子どもに教えられることも多いだろう・・・。