wooriの韓国生活 blog

韓国で生活する30代主婦のブログ。韓国人の旦那とわが子のつれづれ日記。韓国の育児を助けるお役立ち情報など発信してます。

体外受精する前に読んでほしい <韓国で妊活するデメリット>

妊活中は、不安になることも多いし、落ち込んでしまったりすることもあると思います。

まして、諸事情で海外で妊活をしないといけなくなった方は、

妊活にプラスして国の事情や文化の違いなどで余計にストレスを感じることは当然ですよね。

私も韓国で妊活して人にイライラすることや、病院に不安になることはしょっちゅうでした。

日本に戻って妊活しようかとも思ったり・・・

オンマ:やっぱり、知らず知らず日本と比較して、あれこれ考えちゃうんですよね・・・

日本だとこうじゃない・・みたいな

不安を感じるのは、仕方のないことです。

だって、慣れ親しんだ方をやっぱり信用しますからね。

旦那さんに相談したとしても、常識が違うので理解が得られないです・・。

そういった不安要素を少なくするためにも、下の<韓国で妊活するデメリット編>を読んで対策などを立て、不安を減らしていただければと思います

韓国で妊活するデメリット

①言語に慣れていないと不安になる
体外受精の成功率は高いが、多胎児になる可能性が高い


こういう方に記事を読んでほしいです。
〇これから韓国で妊活を始める方
〇韓国の妊活に不安を感じている方

では、デメリットについて

<デメリット① 言語に慣れていないと不安になる>


当たり前といえば当たり前なんですが

言葉がわからないというのは、結構、不安になっちゃいます。

通訳がいたとしても、その人がどれだけそのまま通訳してくれているかわからないし・・・

それを、国も文化も違う国で受けるわけなので、

”この治療法って合わないんじゃないか”

”日本人にちゃんと治療してくれているのか・・・”

なんていう変な思いも沸いてきたりします。


私たちの夫婦は・・・

・日本人で同じように妊活している人と友達になる。
・ネットなどで情報を収集する(逆に不安が増える記事もあるので注意)
・不安は全部、旦那さんに話す。よく聞いてもらう。

などで、乗り越えました。

こういった場面でも、韓国は”子どもを産むことが大事”の考えがあるので

旦那さんが話をちゃんと聞いてくれることが多いです。

アッパ:うん、夫が支えるのが大事。女性は体も大変になるからね・・・

<デメリット② 体外受精の成功率は高い反面、多胎児になる可能性が高い>



メリット編でも書きましたが、韓国人ははっきりとした結果を求めます。

そのせいか、体外受精胚移植では3つ戻します。

日本では34歳未満の方は基本1つだけ。

35歳以上だと2つまでと決められているみたいです。

私の場合は35歳以上なので3つの胚を移植しました。


移植するときは、

「たぶん私は着床しにくいから、多めのほうが安心だよね」

なんて、軽く考えてました。

その結果・・・

4つ正常に着床してました!一つは分裂したみたいです。

体外受精に備え、半年のあいだ、サプリやら漢方を飲んだおかげで、子宮環境が良くなったみたいです。

オンマ:先生にも驚かれました

アッパ:こっちもびっくりだよね

双子までは覚悟していたんですが、4つって!!

嬉しいことに変わりはないんですけどね。


でも、そのあとが大変でした。

下に私の体験談を書いてます。
その時に起こったことや状況をありのままに書いてます。
妊活中の方、妊娠中の方には、もしかしたら、不快になる内容かもしれません。

デメリットの結論は、

韓国で体外受精をする場合は、

①多胎児になる可能性を考えて事前に個数を先生に相談する

②多胎児になったときのことをあらかじめ旦那さんと話して決めておいたほうがいい

ということです。



それでは、

私の体外受精の着床後の体験談です。

妊娠超初期段階で、4つ子だからか、妊娠悪阻の状態になりました。

妊娠悪阻って一日中気持ちが悪くなるやつです。

寝ている時でさえ気持ちが悪くて眠れず、ほとんど家のソファーで横になってました。

週1回で病院に行ってましたが、病院に行くたびに1kgずつ体重が減ってました。

お腹に水も溜まっていて不快でした。

↑これ、体外受精ではよくあるらしいです。

水を飲むとよくなることもあるらしいので、飲んでましたが、水を飲むのも気持ち悪いんです。

妊娠病院に行く一週間がとーっても長く感じました。


体外受精の施術1か月後

病院へ行くと、先生から「年齢的に四つ子は子どもの成長にも母親にも危険すぎるので、

せめて双子にしたほうがいい」と言われます。

私は35歳を超えての初妊娠だったので、高齢出産。

私たち夫婦も4つ子って大丈夫なのかという思いと、

私のその時の状態から、

「このまま悪阻が本格的な状態になったらどうなるんだ」

という不安があったし、母親がこんな状態で子どもをちゃんと成長させてあげられるのか・・・

とも思ってました。


夫婦で悩んだ結果、「せっかく着床してくれた命だけれど、2つにしようか・・・・」

という結論に至りました。

1つでも命を活かすために仕方のないことだと考えるようにしました。

とにかく、すべてを失うよりは・・・って考えです。

体調が悪すぎて、考え切れてなかったところもあったかもしれません。


施術の1か月と2週間後

減数手術を受けることになりました。

手術の前日の検査で、確認すると一人の心臓がすでに止まってしまってました。

やっぱり、私の体では栄養が行きわたらなかったのかも・・・”と、思い

予定通り減数手術を受けました。


その後は一日入院して、抗生剤などを投与しながら、過ごしました。

”今のお腹の中の二人が無事に育ってほしい”と思いました。


手術の一週間後

病院で超音波検査をすると・・・・

お腹の中には一つの命だけが残ってました・・・・・

何ともやりきれない思いが湧いてきました。

私の選択が間違っていたのか、守るべき親の立場だったのに、

私たちだけが守ることができた命だったのに・・・・

そういう思いが湧いてきて、嬉しいはずの妊娠が複雑な思いになりました。

一つの命がお腹にあるという思いよりも、いなくなってしまったことがずっと心残りでした。

旦那さんに複雑な心境を話すものの、

こういうのって、女性と男性は少し感じ方が違うみたいで、通じない・・・

女性は移植前に受精卵とか見せてもらうので、より、身近な命なんですが、

男性はやっぱり命の実感はないみたいです。

自分の子どもが生まれても、父親の実感が沸かない人がいるらしいので、

しようがないです。


でも、私は今でも思い出すと胸が痛みます。


胚移植時に多くの胚を入れることで、多胎児になる可能性がもちろん増えます。

多胎児になった場合、減数手術をすることも求められるし、

減数手術で予期せぬ命もなくなってしまうこともあります。

もし、お腹に残ってくれたとしても、母親はもちろん、

子どもにかかる負担はかなり大きいものです。

精神的にも体力的にも・・・・

あらかじめ、ある程度の決意をしておくか、

胚移植の胚個数を先生に相談しておくのがいいと思います。

妊活を頑張っている人には、何を優先に考えるか、いろいろ難しんですよね・・・。

つたない文章ですが、呼んでくださった方はありがとうございました。

妊活がうまくいきますように・・


▽メリットのほうもよければ呼んでください。